インナーイヤー型イヤホン
耳甲介(イヤーコンカ)に載せてフィットさせるため、カナル型と比べて非常に軽い装着感が特長です。
開放型(オープン)とも呼ばれ、カナル型では出せない音場が広く開放感のありますが、遮音性や音漏れには弱くなっています。
長時間使用でも疲れにくいという利点もあります。
iPhoneに付属していたタイプは、このインナーイヤー型です。
耳にはめる部分は平たく、耳の形を選びません。
iPhoneの異常な普及で浸透した印象があります。
簡単に言うなら万人受けのイヤホンと言えるでしょう。
カナル型イヤホン
カナル型イヤホンは、耳栓のように外耳道にイヤーピースを差し込んで音楽を聴くため、インナーイヤー型に比べ、
遮音性や音漏れに優れるものが多くなっています。
特徴は3つ
遮音性が抜群
耳の穴をすっぽり覆うように詰め込むこのタイプは、遮音性が高く周囲の声もあまり聞こえない「密閉型」なので、移動中は注意が必要。
先日紹介したサウンドピーツのQ12はこのタイプになります。
外れにくい
イヤーピースのサイズにもよりますが、基本的に外れにくいのでジムなどの運動中にもお勧めです。
耳から落ちてしまう人は、付属でイヤーピースがついてきていると思うので、耳の穴のサイズに合わせて交換しましょう。
中古で買うときはこの付属品があるのかを注意した方がいいです。
付属していない場合は結構な絶望感があります。
重厚に音が大きく聞こえる
カナル型は密閉型のため、音楽は大きく重く届きます。
重低音が大きめに響く、やや音が籠る場合があるなどの可能性はありますが、一人で浸りたい時はカナル型がお勧めです。
通勤時にイヤホンをしている方を目にしますがカナル型イヤホンが多い印象があります。
やはり遮音性の性能を駆使しているのでしょうか?
イヤホンは人によって合う合わないがあるので一概にどっちが優れているとは決めにくいです。
そんな時は家電量販店に出向き実際に装着して試すことを推奨します。