シガーボックスギターをご存知ですか。
元々は、いらなくなった葉巻の空き箱でつくった自作ギターです。
アメリカの黒人ミュージシャンが広め、ブルース音楽を育みました。
歴史は1840年頃と古く、1929年の世界大恐慌時代に貧困にあえぐ黒人ミュージシャンが自作し、急速に広まったとされています。
近年、このシガーボックスギター人気が再燃しており、アメリカではシガーボックスギターの全米イベントも開催されるほどです。
シガーボックスギターは元来、自作(DIY)だからなんでもアリです!
当時は材料も無く、目の前にあるホーキの棒や板切れ、ガラスビン、鉄ネジなど様々なものを利用して制作されていました。
弦の本数はギターと同じ6本のものから、たった1本のものまであります。
一番ポピュラーなのは、弦が「3本」のシガーボックスギターですかね。
日本では未だ馴染みが薄く、部品を調達するのが結構大変ですが、アメリカの大手オークションサイトで「CIGARBOX GUITAR」で検索すると、常時500件前後がヒットします。
完成品の他、パーツ類も結構豊富に出品されています。
例えばこんなキットも。40-50USドルくらいで入手出来ます。
全て自作で作る自身がない人はこんなキットを活用して初めてみるのが良いかもしれません。