NES 正式にはNintendo Entertainment System(ニンテンドーエンターテインメントシステム)と言います。
ファミリーコンピューターをベースに筐体の変更や各国への映像信号規格に対応させて発売されたゲーム機で北米・ブラジル・欧州・アジア・オーストラリアなどで正規販売されました。
近年のレトロゲーム機ブームもあって人気の高いゲーム機です。
ゲームカセットはファミコンのカセット端子が60ピンなのに対しNESは72ピンで、サイズもやや大きいです。
つまり互換性がありません。
したがってNESのゲームカートリッジでプレイするにはNESの本体が必要なんです。
NES本体の相場は日本のオークションサイトだと相場1万円くらいですかね。アメリカのオークションサイト(eBay)だと50USドル~70USドルぐらいが相場です。
近年色々な互換機も出ていますが、互換機では認識しないソフトも結構ありますので、購入される方は事前に良く調べたほうがいいですよ。
私も今まで色々なNESのゲームカートリッジをeBayで購入していますが、互換機だと認識しないゲームカートリッジが結構あります。ハズレか~と思いきやオリジナルのNES本体だと、きちんと動くんです。やはり純正に勝るものはありません。高いだけあります。
ゲームカセットの相場は日本のオークションサイトだと1,000円から5,000円くらいで、人気のカートリッジだと1万円超えの物も少なくないですよね。
でも、アメリカのオークションサイトだと数ドル前後で手に入る物が多く、種類も数も豊富に出廻っていますので割りと安易に安く手に入れることが出来るんですよ。
10NESチップ
ちなみに、初代NESには10NESチップという対策回路が搭載されており、無許可版(いわゆる海賊版ソフト)が使えないようになっています。これを何とかしたい場合は分解して10NESチップの4番ピンを切断すればチップを無効化でき、海賊版や輸入版ソフトが使える様になります。
この10NESの動作タイミングは非常に厳格で、接触不良によるタイミングのズレから起動されずパワーランプが明滅を繰り返すという誤作動を起こす原因にもなっています。
欧州版だと、地域Aと地域Bのゲームを相互にプレイできなくする対策チップが載っていたりもします。
本体を購入する際はどこの国向けに製造されたNESなのかきちんと下調べをしてから購入しましょう。