スマホの急速な普及によって、モバイル端末からのオンライン購入者が増えていることはみなさんもご承知の事と思います。
eBayにおいても、モバイルからの購入は総取引額の59%を占めるそうです。
そんな情勢に伴いeBayではモバイルフレンドリーに対応した商品ページの作成を推奨しております。
といいますか、非対応のものは制限をしております。
さらにebayではアクティブコンテンツの掲載を禁止しました。
理由は、アクティブコンテンツがモバイルで購入する人への妨げになるからです。
Javascriptなどの動的な技術が施されているテンプレートを制限しております。
モバイルフレンドリーとは
モバイルフレンドリーとはGoogleが全世界で実装したアルゴリズム。
スマートフォンでの閲覧に適したページの検索順位を引き上げ、適していないページの順位を引き下げる仕組みになっているようです。
モバイルフレンドリーに対応している状態とはモバイル専用として適切な表示で案内ができている状態の事。
ebayアプリに限らず、スマホのブラウザから見た時も含めて適切な表示がなされていればモバイルフレンドリー対応ページという事です。
では自分の掲載した商品ページがモバイルフレンドリーに対応しているかどうか調べてみましょう。
現在ではebayにモバイルフレンドリーチェッカーが導入されましたので、自身のテンプレートがモバイル対応できているか簡単に調べる事ができるようになりました。
Mobile-friendly checkerでのエラーとは
モバイルフレンドリーチェッカーをクリックすると自身の作成したページがモバイルフレンドリーに対応しているかどうかチェックしてくれます。問題がある場合はエラーメッセージが表示される親切なシステムです。
モバイルフレンドリーチェッカーのエラーには3種類あります。
- Viewport meta tag incorrect or missing エラー
- Image exceeds screen width エラー
- Horizontal scrolling エラー
『Fix it for me』をクリックするとエラーを修正してくれます。
すべてクリアすると、このように表示されます。
- Viewport meta tag correctly set
- No horizontal scrolling
この状態になれば、ebayのモバイルフレンドリーに対応できていることになります。
アクティブコンテンツの制限とは別の話し
判りにくいですが、アクティブコンテンツ禁止ルールはちょっと別の話です。
アクティブコンテンツは、Javascriptなどの動的な技術が施されているテンプレートに対してのルール。「アクティブコンテンツを使わない」は大前提で、さらにモバイルフレンドリー対応をebayは推奨しています。
アクティブコンテンツを商品ページやストアページから除外するというのが来年からのルールです。
ebayで紹介してる第三者良いサイト:i-ways
それでは、Javascriptなどの動的な技術が施されているかどうか簡単にチェックする方法は?
ebayで推奨する第三者サイトが紹介されています。
それが i-ways です。
Mobile-Friendliness Test
確認したいページの商品IDをコピペするだけ。
チェックが終わるとこんな画面が表示されます。

項目は大きく2つに分かれており、さらに4つの詳細な理由が表示されます。
- Mobile optimized モバイル最適化されているかどうか
- Uses Active Content アクティブコンテンツが使用されているどうか
エラーがある場合は項目が赤字で表示されます。
Uses Active Content が赤くなっていたらルール未対応です。
アクティブコンテンツ使ってると来年からはアウトになりますので早めに対処しましょう。